今回はVBAのコメントについて学びます。今までの内容からするとちょっとコーヒーブレイク的な話題なので、気楽に読んでください。
コメントとは?
コメントは、プログラムのソースコードに記述する「メモ」のようなものです。VBAでは以下のように’(シングルクオーテーション)に続いて文字を記述すると、その行全体がコメントになります。コメントと判断された行は、命令文ではないので実行フローの中からは除外されます。
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'VBAのコメント |
コメントは複数行書くことができます。
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'VBAのコメント 'コメントは複数行書くことができる |
コメントを一括してつける方法
VBEを使って複数行のコメントをつけることができます。
1. VBEのコードウィンドウにモジュールのソースコードを表示する
2. コメントにしたい行を選択する
3. 複数行をコメントにしたい場合は、複数行を選択します。
4. [編集]ツールバーの[コメント ブロック]ボタンをクリックする
[編集]ツールバーはデフォルトの状態では右上にあります。もし[編集]ツールバーが表示されていない場合は、[表示]-[ツール バー]-[編集]から編集ツールバーを表示します。
なお逆にコメントを一括して外すには、[コメント ブロック]ボタンの隣りにある[非コメント ブロック]ボタンをクリックします。
コメントは適度に
コメントの内容は、プロシージャの役割や、変数の意味などについて記述しておくといいでしょう。コメントがあまり多すぎても読みにくくなって困りますが、適度なコメントを残しておけば、後々のメンテナンス性が高まります。